みなさんお待たせ致しました。
今回は、以前書き残していたブログで最も反響の多かった、
妖怪に取り憑かれた!の巻 です!!(!?)笑
妖怪?!え??それって本当に存在するの??
って思っているあなた!
…それが普通の反応ですのでご安心を🤣(笑)
これは前回の過去編記録で母の水子を供養したところから、確か1年後くらいのお話です。当時21歳でした。
水子がいたことで色々な影響を受けていた私ですが、その後も霊的な物には敏感で、しょっちゅう亡くなった人や目には見えないはずの何かの存在を感じたり、生きている人の残留思念を拾ってしまう日々でした。
それでもその場だけ具合が悪くなったり、嫌だなあと感じる程度で済んでいましたが、この妖怪を連れてきてしまった時だけは違いました。
2013年夏、幼馴染の友人男性が心霊スポットに行きました。
彼は普段からそうした場所へ行くことや怪奇現象などが大好きで、昔は私もしょっちゅう一緒に行っていました。
巫女さんとの話を経て、当時霊の恐ろしさや現実的に受けるリスクを十分に理解した私は、もう誘われてももちろん断っています。
しかし、当時の私はまだきちんと自分を守る術を身につけられておらず、私自身が行かないように気を付けていてもそれだけでは甘いようでした。。。
・・・・・
幼馴染が心霊スポットに行くと言っていた次の日、友人とみんなで日中に集まりました。
その時幼馴染も来ていたのですが、彼に目をやると3体ほど得体の知れない何かがくっついていました。
...しっかり連れてきてるじゃん!!!!😱
と思いちょっと物理的に距離を取っていた私。
物理的ソーシャルディスタンスはもちろん幽界には無意味。笑
自宅へ戻ると私もしっかり1体だけ何かもらってきていました😱
まあ、同情せず、気にせずほかっておけばいつか離れていくだろう。。と思いしばらくは見て見ぬ振りして放置することに。
するとその日の夜から、夜中になると私のベッドの周りを走り回るボールのような大きさの"何か"
なんだ???犬??www
くっついてきた時から、人間でないことは分かっていました。
霊にも色んな種類があり、
成仏できない"人間の霊"
生きている人間の思念が一人歩きする"生霊"
産まれる事のできなかった"水子"
強い霊感とその道の道理への理解ある人や守護神を連れていれば滅する事もできる"低級霊"
なんだかわからないものの総称"動物霊"
その他守護霊や守護神など。
簡単に説明してもこれだけあります。
今回はこの中でも動物霊か低級霊かそのあたりかな〜と思っていた私ですが、
毎日毎日夜眠る私の周りを走り回るこやつはやたらに元気(笑)
悪意や害は感じられず怖くはありませんでした。
ただ、段々と自分自身に変化が出ていることに、自分では全く気がついていませんでした。
・・・・・
6〜7月の蒸し暑さが続く毎日。
なんとなく肌寒く長袖を着込んでいた私でしたが、家族にはなんでそんなに寒がるのかと心配される事がありました。
それに加え、ものすごい食欲と、気だるさ、眠気。
食べても食べても満たされず、寝ても寝ても眠い。
妊娠を疑われました笑
それでも自分ではあまり深くは考えず、1ヶ月ほどが経った頃。
夕方、ふとなにか自分の中の感情に突き動かされるように、雨の中傘もささず携帯も持たずふらっと家を出てしまいました。
記憶は全てあり、はっきりと覚えています。
ただ、思い出せるのはその時の自分の中にただひたすらある「帰りたい、帰らなきゃ」という気持ち。
家にいたのに何故か帰らなきゃという強い衝動に、あてもなく2時間ほどずぶ濡れで彷徨いました。
だいぶ歩いていくと、ふと昔住んでいたアパート付近にたどり着き、子供の頃を思い出します。
すると急に自分の感情が戻ってきて、「何やってるんだ?!帰らなきゃ!!!」
と、本当の自分の家に走って帰りました。
・・・・・
時刻は19時をまわっていて、家に着くと両親も心配していました。
が、家に着いた途端今度は「帰りたい、帰りたい、帰りたい!!!!!」と泣き叫ぶ私。
私だけど、私の中の私ではない何かの感情が私の体を使って叫んでいる感覚です。
驚く母、どうしたらいいのか分からず、おそらくそのへんにあった粗塩を掴んで私にぶっかけました🤣🤣🤣爆
その後水子供養でお世話になった巫女さんに母から連絡し、落ち着いたら明日娘さん(私)本人から連絡するよう伝えられました。
その日は泣き疲れてクタクタで寝てしまい、次の日巫女さんに連絡しました。
「電話で済む話かと思ったけど、声にノイズがかかってるね。ちょっと来てもらった方がいいかも。今夜来れる?」
と言われ、急遽巫女さんのお家へ母と向かいました。
家に着くなり、巫女さんは「寒い寒い!!!!」と言って夏なのに上着をたくさん着込み始めます笑
とりあえず席に着き、お茶を頂きました。
一息ついたところで、巫女さんが口を開きます。
「ひだるしんという妖怪がついてきています。」
ポカーン。。。とする母と私www
よ、妖怪...!!!?!!
絵本やお伽話のたぐいだと思っていたので、実際にいるという事にまず衝撃です。笑
しかし話を聞いていくと、私に起きた症状に全て当てはまっていて、納得せざるを得ませんでした。
-ヒダル神(日足神)-
山道などを歩いている人間に空腹感をもたらす悪霊の類をいう。これに憑かれると、歩いている最中に突然にして激しい空腹感、飢餓感、疲労を覚え、手足が痺れたり体の自由を奪われたりし、その場から一歩も進めなくなり、ひどいときにはそのまま死んでしまうこともあるという。
これに憑かれるとされる場所は大抵決まっており、山道、峠、四辻、行き倒れのあった場所などが多い。
(Wikipedia引用)
↑
ゲゲゲの鬼太郎でも第78話にヒダル神のお話があります。
私を襲っていた寒気と空腹と気だるさは、まさにこのヒダルさんのせいでした!!!笑
ところで、Wikipediaにもあるように、憑かれるとされる場所は大抵山道、峠などとされており、全く山など踏み入ってない私は一体なぜ連れてきてしまったのか。
...そう、幼馴染があの日行った心霊スポットは、真夜中の上高地でした。
そして事情を詳しく聞いてみると、実際には心霊スポットまでは行かず、山道を上がっていく道中、猫の死骸を食べる狸に出くわしてしまい不気味に思って引き返したそうです。
巫女さん曰く、ヒダル神は普段人里に現れることはなく、野生の動物などに取り憑いて飢えを凌いでいるそうです。
おそらくこのお食事中のたぬきにくっついていたヒダル神を連れてきてしまったとのことでした。
ヒダル神は元々、飢えて亡くなった人たちを集めては慰めていた優しい神様です。
しかしあまりに飢え死にした者たちを集めすぎて、ついには自分自身がそうした妖怪となってしまったそう。
人間に取り憑いた場合にはその生きるエネルギーを吸い取り、十分に満たされると今度はその人間を川へ身投げするなどして自殺させ、自分は元居た場所へと帰るそうです。
あの日私ももしかしたらあのまま上高地まで歩いていこうとしていたのかもしれません。(家から車で1時間半はかかります)
途中に川が無くてよかったねと言われ、ゾッとしました。笑
私の場合守護霊が強いらしく、そのおかげで助けてもらえたかなと言われました。
先祖に感謝です😢😢
さて、ではこのヒダル神をどうするか。
妖怪はただの霊ではないため浄霊するわけにもいかず、引き離して元居た場所へと返す必要がありました。
引き離すには私にくっついているときよりもさらに良い条件がないと離れてはくれません。
巫女さんがすぐに準備を始め、机に色々な物を並べ始めました。
米、酒、水、わかめ wwwww
お腹が空いているヒダル神にはとにかく穀物や海の物など栄養の摂れるものが必要みたいです。
最後に「これを持って、熱くても離さないで。」と、木でできたしゃもじのような形をしたものを渡されました。
「娘さんが出ていかないように、お母さんは入り口のドアを塞いでいてください。」
…え?私もしかしてこれから暴れるの?😱笑
と、ちょっと、いやかなり不安でしたがヒダル神を引き離す儀式が開始されました。
巫女さんが祝詞(感覚的にはお洒落なお経のようなもの笑)をあげながら、私の体に触れます。
だんだんと持っていたしゃもじ型の木が温かくなる感覚はありましたが、熱くはありませんでした。
妖怪が完全に人と一体化し始めていると、このしゃもじ持っていられないほど熱くなるそうです。。。
背中から頭へ、スッと何かが抜けていく感覚があり、ヒダル神が離れました。
...見ると、灰色のわたあめから足が二本にゅっと生えたような、小型犬くらいの大きさのものが!!笑
毎晩私の周りを走り回っていたあの犬っころのようなやつはこれでした笑
意外とすんなり離れてくれて、元気にお米に食らいついていました。
その後たまたま巫女さんも近々上高地でお仕事があるとのことで、多分これも縁だねと言って連れて帰ってくれることになりました。
ヒダル神を連れてきてしまった幼馴染と、その日一緒に行っていた別の友人も一人ヒダル神の影響を受けていると言われ、人型の半紙に名前を書き全身を擦って、送り返すよう渡されました。
よりエネルギーが強い人間や、いずれなんとかしてくれそうな人を向こう側としても選ぶらしく、私と会った瞬間に「こいつの方が良さそうだ!!」と思ってくっついてきたようです🥲笑
これも全ては私の防御不足とのことで。。。
さらに修行をするよう言われ、この時から身を守るための強化訓練を日々行い、今年で9年です。
今では何にも取り憑かれることもなくなりました💪🔥笑
ちなみに上高地は有名なパワースポットで、日中はとても景色も空気も綺麗で素敵な所です😊
ただし、どの場所もそうですが、エネルギーがあるところほど夜はその力を利用しようと恐ろしいものもたくさん集まってきます。
天照大御神の光の届かない夜の世界は、どうか山道など行かれないよう、お気をつけて。。。🙇♀️🙇♀️
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