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  • 執筆者の写真NANA

小さな女の子

更新日:2023年4月30日

今回も過去体験記を綴っていこうと思います!

気が付けばもう8年も前の話・・・😳

少しずつ思い出しながら書いていきます(笑)



日足神の一件からしばらくは特に大きなことはなく、(この頃は日常的に人の念や霊がその辺にいるは当たり前の日々でした)しばらくして結婚、出産、長男が生まれました。


初めての育児であたふたしていましたが、当時はまだ実家におり両親にもだいぶ協力して貰いました。



そして、長男の出産と同時期に、一人暮らしの祖母が足にヒビが入り家にしばらく来ていました。

ひ孫の誕生に喜ぶ祖母と共に生活する中、ある日の夜異変がおきました。



深夜2:00頃、授乳のタイミングで1階へ降りミルクを作っていると、なんとなく階段の影あたりから視線を感じる。。。

とくに怖いといった感情は不思議となく、冷静に見ることができました。

するとそこには、4,5歳くらいの女の子が。

何か言う訳でもなく、こっちへ近づく訳でもなく、じっと申し訳なさそうにこちらを見ています。


きっと何か言いたいんだなとは思いましたが、これまでの経験から心を鬼にして、「私ができることは何もない」と伝えました。

すると、スッと別の部屋へと消えていったのです。



これまで家の中で霊に遭遇したことはありません。

このタイミングで急に現れた見知らぬ女の子、今いつもと違うのは療養のため家に来ている祖母がいるということ。


祖母と会った時はとくに何も感じなかったため気がつきませんでしたが、祖母についてきている子だなと確信していました。




それから数日、とくに姿を現すことなく、私も育児に追われて忙しく過ごし、足が治った祖母は一人暮らしの家へと戻りました。



しかし、何ヶ月か経った頃、

息子が何故か祖母に抱かれたり祖母のことを見るとギャンギャン泣き出してしまい、人見知りかと思っていましたが、まだ少しあの時の女の子のことが気になっていました。



そして、女の子を見た日からおそらく1年程が経過した頃、

私の父が用事で祖母を乗せて車で移動中、祖母が色々が重なりなんだか最近疲れてしまった。。と口にしたそうです。


私も一応父にはおばあちゃんに多分女の子がくっついているという話は当時していました。

祖母の疲れた様子を見て父はその事をふと思い出し、

「そういえば1年前、夜に女の子を見たらしくて、ついてきてるんじゃないかって言って心配してたよ」

と伝えました。


すると、突然カーステレオがぷつんと切れて、音が鳴らなくなったそうです。


心霊現象ではよく電子系統に異変が起きる事が多いようですが、霊体は電子系が唯一操作しやすいみたいです。



これまで私の霊的体験に半信半疑の父でしたが、さすがにこの時はゾッとしたようでした(笑)


そして、当時は一度巫女業から離れていましたが私の師である巫女さんに相談すると、来て頂けることになりました。


祖母も実家に来てもらい、巫女さんに家全体と祖母を見てもらいました。

すると、意外な事がわかりました。


祖母に憑いていた霊体は全部で3つ。

①私が見たであろう女の子

②どこかの知らないおじいちゃん

③何か得体の知れない大きな動物霊


③の動物霊とは、動物の霊ではなく、なんだかよくわからないものの総称を言うそうです。

実は私が見た女の子は、この大きな動物霊が蜘蛛の巣のような状態で、そこに絡まるようにして巻き込まれてついていたそうです。


②どこかのおじいちゃん は、祖母が昔亡くなった祖父の介抱を一生懸命にする姿に惹かれ、憑いてきてしまったそう。しかも、なぜか憑いている場所は膝。笑笑


祖父が亡くなったのは当時から遡ってももう20年近く前の話。。。20年もの間、祖母の膝には見知らぬおじいちゃんの霊がくっついていたのか。。(笑)



話を戻して、この小さな女の子。

何か悪さをしようと思って私の元へ現れたのではなく、この動物霊の蜘蛛の巣に絡まって取れなくなり、助けてほしくてSOSを出していたそうです。


その後、巫女さんにより無事浄霊が終わり、女の子も動物霊の縛りから解放されました☺️



生きている人間には霊などは中々感じられるものではなく、見たり聞こえたりする人も一体それがなんなのかというところまでわかる方は少数です。


けれど、こうやってしっかり原因を探ってみると、普通なら怖いと思われてしまいがちの幽霊もただ困っているだけだったり、悪さをしようと思っている訳ではなかったり、理由が分かれば全く怖いものではないというケースも多いんです。



何か不調が続いたり、違和感を感じたり、ましてやちょこっと見えてしまったりすると途端に「なにか憑いてる!!!やばい!!!」となってしまうと思いますが😱笑


一概に全て霊のせいにするのも、可哀想だったりするんです🥲

ましてや亡くなった人の霊は、ついこの前までそのへんで元気に生きていた人かもしれません🤔


そう考えたら、なんにも怖くなくなりませんか?笑


ただ、中には本当に人間が関わると危ない場合もあるので(日足神のように)油断は禁物ですが🙇‍♀️


色々なものを見てきた私が思うのはやっぱり、生きている人間の方がよっっっぽど怖いということ笑


身体があれば触れられる、口があれば伝えられる、耳があれば聞くことができる。


霊体には視覚しかないそうです。


だからこそ、心で思うだけじゃなく、お仏壇の前でお線香をあげて手を合わせるという仕草が、亡くなった方へ今でも大切に思っているよというメッセージになるんだとか☺️



こうした霊体験があるたびに、

生きているもの、霊界にいるもの、全て含めた魂という存在と、自分に与えられた身体に感謝して生きていきたいなあと思います。

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