好意を受け取ることが怖い人へ
- NANA

- 2 日前
- 読了時間: 4分
プレゼントを貰った時、
「ありがとう」が先に出る人と
「すみません」が先に出る人がいます。
どちらも感謝していることには変わらないけど、
「ありがとう」は、
"あなたの好意を受け取ります"という気持ちで、
「すみません」には、
"あなたに負担をかけてしまったかもしれない"という遠慮や罪悪感が隠れていることがあります。
私もかつては、「すみません」が口癖レベルでした。
落としたものを拾ってもらった時。
エレベーターでお先にどうぞと言われた時。
店員さんに会計した品物を渡された時。
よく考えれば、すみませんって言うには違和感のあるような場面でさえも、
私は「ありがとう」が言えていませんでした。
実はこれ、
人の顔色を伺いながら頑張って生きてきた人ほど
受け取ることにブレーキがかかりやすいのです。
そして小さい頃から、
「人に迷惑をかけてはいけない」
「甘えるんじゃない」
「自分で頑張りなさい」
「我慢しなさい」
「あなたお姉ちゃんでしょ」
と教えられ育ってきた人ほど、
人から何かを"受け取る"よりも、
"与える"方が安全だと考えるようになります。
すると大人になっても、
・人には親切にできる
・人の相談には乗れる
・プレゼントは渡せる
・相手のために動ける
けれど、
❌助けてもらう
❌奢ってもらう
❌褒めてもらう
❌心配してもらう
ということが素直に受け取れなかったりします。
なぜかと言うと、
そうした人たちは心のどこかで
「私は与える側でいなければいけない」
と思っているからです。
プレゼントを貰って本当は嬉しいのに、
「申し訳ない」が先に出てしまう。
本当は疲れているのに、
「大丈夫」と言ってしまう。
本当は助けて欲しいのに、
「自分でなんとかします」と言ってしまう。
小さい頃に素直に甘えられなかった人ほど、
大人になってもこんなことになりやすいのです。
そしてこれは、
他人から受け取れないだけじゃなく、
"自分からの優しさも受け取れない状態"
だったりします。
疲れてるのに休まない。
頑張ったのに認めない。
できたことより、
できなかったことを見る。
失敗したことを責める。
逆に受け取れる人は、
他人からの好意を受け取れるだけじゃなく、
自分自身にも、
「よく頑張った」
「疲れたから今日は休もう」
「失敗しても次頑張ればいいさ」
と、優しさを与えることが出来ます。
だから人からの優しさも、
「ありがとう」と受け取りやすいのです。
そして、受け取ることが怖いと思っている人に知っていて欲しいこと。
それは、
"ありがとうは循環するもの"だということ。
人との関係は帳簿のように1円単位で精算するものではなく、
受け取った好意は経験として、
また違う誰かに手渡していくもの。
子供の頃に誰かに優しくしてもらった経験が、
今のあなたの優しさになっているように。
目の前の相手だけに返そうとするものではないのです。
そして今「ありがとう」を言えるようになった私が気づいたことがあります。
相手を思って用意したプレゼントに、
「気使わせて悪いね」
「申し訳ない」
「すみません」
と言われてしまうと、
なんだかすごく切なくなってしまうということ。
何かを贈りたいと思ってくれた人たちにとって、
「すみません」は望んでいない言葉なのだと思いました。
だって何も怒っている訳じゃないし、
謝って欲しい訳じゃない。
ただ喜んで欲しくて、していること。
だから私は相手のためにも、
「すみません」を言うのはやめよう。
と思っています。
そして、
ありがとうが循環できる大人になってほしい自分の子供たちにも。
「人に迷惑をかけるな」
ではなくて、
「助けてもらった分、今度返していこうね」
と声をかけるようにしています。
あなたは今日、
誰かからの「ありがとう」を受け取れていますか?
そして、
自分自身からの優しさも受け取れていますか?🌿